巌窟王 #12・13

第十二幕 「アンコール」

★★★★★+ アルベールの「伯爵ぅ〜!!」だけで星5つ(笑)

 この回は恋愛してましたねぇ。ユージェニーがフランツに相談するとことか、すごくよかったです。赤くなるユージェニーが可愛い! ライバルを笑顔で応援するフランツが切ない! たぶんフランツは今まで通り側にいられるだけでいいんだろうなぁ。でもある意味親友って1番ツライポジションだよね。鈍い、鈍いぜアルベール!!(彼らしいんだけどさ)
 そして2人して「いる訳ないよな・・・」とすれ違い合い。すれ違い愛。ああんもうフランツ!
 オペラ座ではアルとユージェニーがほのぼのな感じで微笑ましかったです。しかしブドウなのかアルベール。色気なさすぎって言うか、よくぽっけの中で潰れなかったね。でもそんなところも彼らしくてよいです。
 がしかしアンドレアー!! 邪魔すんなよそこで! アンドレアは本当にユージェニーの事が好きなの? これも伯爵の計画のうち? 原作未読だと分からない事が多いなぁ・・・。ま、どちらにせよなんか嫌です。種デスで言うユウナみたいでなんか嫌。*1
 あと今回はリュシアンがよかった! かなり株が上がりました。
 そして色々ありましたがラスト!
 「伯爵ぅ〜!!(泣)」と泣きつくアルベール。この時の言い方とか表情がっ! がッ!!(何よ)
 そしてそっと抱きしめ肩に手を置く伯爵。これ全部伯爵の策略ではあるんだろうけど、この時の複雑そ〜な伯爵の顔は、演技じゃないようにも思える・・・のですが・・・うーん。
 で、待ち構えるヴィルフォール。もうすんごいいいとこで終わるんだコレが。

第十三幕 「エデ」

★★★★★++ ちびエデは星がいくつあっても足りない

 鬼判事、失脚。
 エロイーズも壊れちゃったし(でも砂遊びしてるとこ可愛かった)、ヴィルフォール家もおしまいですな。しかしヴィルフォールの威厳もなにもあったもんじゃない素のリアクションがナイスでした。「ぅエロイィズゥッ?!」のとことか(笑) 裏で暗躍する伯爵がカッコよすぎ。
 しかしまたフランツは切ないのぅ。リュシアンに「親友はどうしたんだ」って訊かれてウルウルするあたり・・・。ああんもうフランツ!(2回目)
 で、リュシアン株がさらに上昇。「勅令53号を発令する!」 「53号の特記事項3を発令!」・・・ってカッコいいじゃないか一等書記官! 隣のカチューシャ(違)をつけたフランツが何気に可愛かった。このシーンはスピード感があってドキドキでした。
 そして今回はタイトル通りエデですよ! 久しぶりの登場。語られる彼女の悲しい過去と伯爵との出会い・・・。
 それにしてもちびエデ可愛い!!
 も、萌え〜・・・。さらに伯爵のにっこりスマイルがっ! 手の甲にちゅうがっ! 伯爵×エデっていうのもいいじゃないか。だから邪魔すんなアンドレア! エデに寄るな触るな勝手にキレるなーーー!!
 リュシアン株に反比例して下がるアンドレア株。嫌いというのとはまた違うのですが、なんて言うか・・・ほら、アレだ。ウザイ。
 そしてラスト、伯爵を撃とうとするヴィルフォール、タックルかますアルベール。まさか・・・まさかここで次回に行くんじゃ・・・ってやっぱりー!!
 なんでこう毎度毎度死ぬほど気になるところで次回に持っていくんでしょう。予告にも気になる映像てんこ盛りでしたし。アルとフランツは仲直りしたのかな?
 しかしこの時の伯爵の驚きは演技じゃないよね? アルベールが身を挺して庇うなんてさすがに予想してなかったよね? 伯爵もそんなアルに対して復讐する事に、少なからず葛藤を覚えたり・・・するよね? ね??

 つか、公式サイトの第十四幕のあらすじに胸きゅん。

そこに現れたモンテ・クリスト伯爵は、彼(アルベール)を深宇宙の旅へと誘いだしたのだった・・・。

だった・・・だった・・・(エコー)

*1:彼、種デスきっての嫌われ者だと思うのですが。