ご当地踏み絵

 なるものを発見。面白そうなのでやってみました。勝手にカテゴリー別にしてところどころ抜粋。ちなみに静岡人バージョンです。(元ネタはこちらここ

富士山編

● 富士山は静岡県のものだと信じてやまない。
● 意識上では富士山は静岡県にのみ存在してると思っている。

 そうですが何か?
● 3000メートル級の山の頂の住所まで「葵区」にしてしまう強引さが静岡らしい。
 あそこ私有地なんですよね。
● 不動産屋の営業に「この窓からは富士山が見えるんですよー!」と紹介されると、「コイツ、よそ者だな」と思ってしまう。
● 新幹線で富士山を撮ろうとする人を見るとなぜか優越感を感じる。

 通学路で毎日見てましたしねぇ。
● 宝永山の知名度の低さが不憫に思える。
 まぁ富士山は富士山なんだからいいじゃないですか。

地理編

● 県庁所在地が静岡市にあるのは間違いだと思っている。
 浜松の方が人口多いですしね。
静岡市はカンヌ市と姉妹都市であるにも関わらず、映画関係のイベント等は皆無に等しいのが辛いところだ。
 試写会とかやってくれよ! マジで!
● 試験販売地で、新製品を全国に先駆け、いち早く試せるのは自慢だが、「何についても平均的な県」と思うと、いささか寂しい。
 没になった面白商品とかを食べれるのは嬉しいんですけどね。
● 「関東甲信越と静岡」、「愛知・岐阜・三重と静岡」などのくくり方を聞くたびに静岡のアイデンティティについて考えてしまう。
 東海テレビ映らないしな…。静岡は東海じゃないのかと。
● 新幹線の駅の数が多いことが自慢だ。
 無駄に多いとか言わないそこ。
● 長野県とお隣さんという意識が極めて薄い。
 愛知・山梨・神奈川は、お隣意識強いんですけど。なんでだろう。
● 大井川の向こうの住民とは味覚が違うと思う。
● 大井川の向こうの連中とは同列に扱われたくない。
浜名湖より西から文化圏が変わると信じている。

 いやマジで違いますから。
● 他県にある富士見台という地名はちっとも富士見台ではないと思う。
 今住んでいる所の近所にも「富士見台」ってありますね。富士見えないけど。
● 最近あちこちの市町村で合併が行われるため、住所録がぐちゃぐちゃになってしまった。
 何度実家の住所を書き間違えた事か。
湖西市は愛知県でもイイと思う。
● 箱根は静岡県でもいいんじゃないかと思うことがある。

 ダメ?
● 伊豆諸島は「東京都に貸している」ものである。
 はよ返せや石原都知事
富士川を境に、電化製品の周波数が違うため、県内でもうかうか引っ越しできない。
 なぜ静岡県内で分けてしまったの…。
● 静岡は気候がちょうどいいと言われるが、寒いときは寒いし暑いときは暑いと思う。
 思う! …が、引っ越してみてそれが甘い考えだと知りました。

店&施設編

富士急ハイランドは、ほとんど地元である。
 小学校の地区会で、夏休み毎に行ってましたし。
● スーパーといえば「ひのや」。デパートといえば「ヤオハン」だ。
 ヤオハンが倒産した時はえらい騒ぎになったような。
● 「すみや」のカードを持っている。
 持ってる…。
● 「さわやか行ってきた」と聞くと相手はハンバーグかステーキを食べたんだな、とわかる。
 和風ハンバーグが好き。行くたびハンバーグ押し付けすぎなんじゃないかと思う。
● 動物園はもっぱら日本平動物園が王道。
 富士サファリパークもありますよ。

方言編

● 気がつくと、「しぞーか県」「しぞーか市」「しぞーか駅」などと発音している。
 だって駅のアナウンスもそうだし。
● 語尾に「ら」をつける。
 油断するとすぐ出る方言ナンバー1。
● 「出ない」のアクセントは「出」ではなくて「な」にあるものだ。
● 印鑑は「ハンコ」ではなく「ハンコウ」が正しいと信じきっている。

 違うんですか?
● 半袖のアクセント、「は」が高くて笑われたことがある。
 あーいたいた、そう言う先生。
● 県外の人間に「ちみくる」って言葉が通じなかったとき愕然とした。
 「つねる」よりはもっとちみちみやる感じ。ニュアンス的に。
● 「急いで」という意味で「ちゃっと」と言ってしまう。
● 鍵をかけることを「鍵をかう」という。
● 緊張すると「だもんで〜」を連発してしまう。
● 語尾に「ずら」とつける爺さんが田舎くさくて嫌いだった。
● 走っていくことを「とんでいく」という。

 じーさんばーさんはよく使うよね。
● 英語でいう「VERY」は、たとえば「どっかわいい」「ばかかわいい」といったように「ど」か「ばか」だ。
 「ばか」の方が使用頻度は高いかな。
● 地元民は磐田(イワタ)のアクセントを“イ”につけるのに、アクセントをつけないで発音するアナウンサーが憎い。
 地元民の恨みを買っております。

ローカルCM&番組編

● 明日の天気は、ヤン坊、マー坊もしくはソーセージおじさん、あるいは、テレシーズが教えてくれる。
 ヤン坊! マー坊! 天気予報! おいしい村に行けば〜♪(混ざってる混ざってる)
● ヤマダ学生服のCMソングが歌える。
 俺たちにゃ〜掟が〜ある〜学生服ーはヤマダ、ヤマダ〜♪
● ♪田子重〜でお買い物〜♪の『スーパー田子重』のCMソングも歌える。
 田子重だーいすき!
● よこち鳥獣店のCMソングが歌える。
 よこちのペット、私のペット♪
● 『まかいの牧場』のCMソングが歌える。
 まかーいーのまかいのぼっくっじょっ♪
● 「漢方薬の荷居屋」のCMに出てくるじいさんが怖かった。
 あれ何年変わってないんでしょうね? 何十年?
● パチンコするならコンコルドだと思う。
コンコルドのCMはストーリ仕立てになっていて、続きが気になってしょうがない。

 援交編の次はなんですか!?
● 「探偵ナイトスクープ」を土曜の昼に放送するなんて、関西人に顔向けできない。
 え…!? 確か金曜の深夜にやっていたような…。
テレビ寺子屋の吉岡たすく先生は、心の恩師である。
 先生、お亡くなりになったって本当ですか?(泣)
● 夕方の番組は「まるごとワイド」か「とびっきり静岡」。
 いいとも→ごきげんよう→昼ドラ→ジャスト→ドラマ再放送→アニメ再放送の流れで観るんですよね。(ジャスト終わって超ショック!)
● 毎週日曜日の朝は「KICK OFF」から始まる。
 キック! キック キック キック… オフ! オフ オフ オフ… (エコー)
● お笑いコンビ「Don Doko Don」というと『くさデカ』を真っ先に思い出す。
 いつからかぐっさんが消え、ダイノジがメインキャスターに。

地震

● 小学校の時、椅子に座布団があり、防空頭巾の形をしていた。
 ノン、「防災頭巾」です。
地震が来ると「もぅ、終わりか」と思う。
● しかし慌てることなくのんびり お茶を飲んでいる人が多い。

 なんかもう悟ってるところがあるよね。
地震があると、つい震度の予想をしてしまう。
 しかも高確率で的中する。
● いつか沈むと思っている。
 たぶんその前に放射能にやられる。
● 年2回必ず全県一斉の避難訓練がある。
 え? 全国どこもやってるんじゃないんですか?

食べ物編

● おでんは駄菓子屋で食べるものである。
 最近は駄菓子屋自体なくなってきて…寂しいものです。
● おでんのだし汁は透明ではなくて継ぎ足され続けた黒色である。
● おでんは鰯の粉をかけて食べるものだ。
● はんぺんといえば、黒いものだ。

 それがデフォルトですが何か?
● お茶の実を投げて遊んだことがある。
 踏んでも楽しいよ。
● 小学校の給食で、毎日お茶が出た。
● 緑茶を飲みながら食事をすることに違和感を感じない。

 小学校から高校までずっとですが何か?
● お茶を自分用に買ったことはない。
 もっぱらあげる専門。
紀州みかんや愛媛みかんと張り合う気はないが、宇治茶・鹿児島茶は認めない。茶は静岡が本家。
 なんかもう静岡の意地。
● 餃子消費量日本一になったことで宇都宮市からライバル視されているが、餃子のことなどまったく無関心。 
 茶! 茶! 餃子なんかよりも茶!!
● スイーツといえば、もちろん安倍川餅だ。
 法多山(はったさん)の厄除け団子もお勧め。
● 落花生とはゆでて食べるもの。ピーナッツは落花生ではないと思っている。
 落花生=茹でたの、ピーナッツ=カリカリしたの。
● 生落花生は煎りピーナッツと違ってたくさん食べても鼻血が出ないと信じている。
 そもそも煎りピーで鼻血が出るかどうかも疑わしい。
● 子メロン漬けをきゅうりと言われるとガッカリする。
 生にマヨネーズつけて食べても美味しいよ。
● イルカの肉やチョコレートケーキが給食に出てくる。
 イルカはないけど、チョコレートケーキはクリスマスとかに。
● 好きな寿司ネタは、まぐろだ。
 すまんサーモンが1番だ。
● 生の桜海老は美味いと思うが、ひげは食感が悪くてうっとうしい。
 刺さるんですよ、チクチクと。
● 子供の頃、咽喉にうなぎの骨が刺さり、耳鼻咽喉科でとってもらった経験がある。
 あー、小学校の時にいたわ、そんな奴。
● 「夜のお菓子ってどういう意味?」と親に質問し、赤面させた事がある。
うなぎパイの原材料に昔《夜の調味料》という項目があった事実を知っている。

 「夜家族が団らんする時に食べるからよ」が模範解答。
のっぽパンが大好きだ。
 一時期朝ごはんはいつものっぽでした。
● 子供の頃みかんを食べ過ぎて、手のひらと足の裏が黄色くなったままだ。
 治ったけど、ホントに足の裏が黄色くなるからびっくり。

学問編

● 「はましょう」といえば、浜田省吾ではなく「浜松商業」、「ハマコウ」といえば「浜田幸一」ではなく「浜松工業高校」だ。
 ちなみに私の母校は「ハイコウ」。よく考えるとすごい響きだ…。廃校?
● 体育の授業で、女子もサッカーがある。しかも熱い。
 男子のような爽やかさに欠けます。
● 塾といえば、佐鳴か秀英だ。
 自分TAPだったのでどっちもライバル視してました。
● 学歴を聞く場合、一般には「大学は?」だが、静岡では「高校は?」である。
 これはホントにそう。県内に大学少ないしね。
● 理系に行かない奴は頭が悪い奴と評価される。
 理数系=インテリ集団。

その他編

● 大雨が降ると、必ず誰かが七夕豪雨の話をする。
 さすがにその年代じゃないな。
● サッカー選手がそのへんにいる。
 友達の友達はサッカー選手、みたいな。
ミニ四ファイターに会ったことがある。
 あれほど怪しい肩書きもないと思うが。
● クラスに「鈴木」が5人以上いたことがある。
 いた。先生も大変だ。
● 「松村さん」が、「村松さん」と間違われた回数は尋常ではない。
 逆もまた然り。覚えるのに1ヶ月を要した。
● ちびまるこちゃんが静岡の代表だ。
 むしろ清水の代表では?
袴田吉彦は「有玉の星」。
 高校の時の国語教師は、袴田君が教え子だったそうだ。
● どこまでもチャリでいく。
 行く。学校終わったあと、1時間かけて行って1時間遊んで1時間かけて帰ってくるとか。馬鹿じゃないかと思う。
● プロバイダーと言えばTOKAIだ。
 実家はTOKAIです。
● 公報の5時のチャイムはひそかに自分の一日の大事な響きになっている。
 最後に「ブツッ」ってすごい音が入ってるんですけど。
● 能天気で、のんびり屋。諦めも早い。
 のんびり屋っていうのはよく言われますね。
● 「値切る」という概念は外国の概念だと思っている。
 どこでどう値切れと。
● 人が珍しく何かやってるときの台詞は「雨でも降るんじゃないか」ではなく、「雪でも降るんじゃないか」である。
 もしくは「ヒョウでも降るんじゃないか」。降ったら降ったでその年はえらい事になった。祭り中止ってそんな殺生な。
● 遠鉄百貨店の周囲で半強制的に募金を要求してくる謎のキリスト系外国人がうざい。
 うざい。変な資料とかいらないから別に。
● 葵の御紋を見ると何となく胸がときめく。
 徳川さん…! きゅん☆
● 「静岡出身です」というと「あ、じゃあみかん農家?」とか「お茶畑あるの?」とか「家業は鰻養殖?」とか言われ、内心うんざりしてる。
 ご他聞に洩れず茶農家ですが何か?
 静岡人なんてこんなもんです。(嘘。あまり本気にしないで下さい)