ローゼンメイデン・トロイメント #12(終)

第十二話 「少女」

★★

 最終回だけあって、戦闘シーンはよく動く。全ドールの技が炸裂して見ごたえがありました。真紅様、水銀燈チョークスリーパーかけちゃうし。(かけてない) …が、肝心の内容はだいぶ未消化気味で残念です。
 人形師がお父様ではなく、薔薇水晶も偽ドールだったのには納得ですが、なぜ真紅たちがローゼンと錯覚していたのかがわからない。そんなにそっくりだったの? 息子とか? しかも「アリスになる道は、アリスゲーム以外にもある」って、あなたがそれを言っちゃあ…orz
 蒼星石雛苺は眠ったままだし、原作版薔薇水晶(?)が出てきたりして、これは第三期への伏線だったりするんだろうか。正直この終わりで第三期へ持っていくくらいなら、原作がもうちょっと溜まるのを待って第二期を開始して欲しかったです。
 7、8話くらいまでは非常に好きでした。ジュンと真紅の関係は見ていて微笑ましかったし、翠星石ツンデレは素晴らしかったし、銀様復活に大喜びしたし…。それだけに残念だ! くんくん探偵が始まるわ!