ふしぎ星の☆ふたご姫 #51(終)

最終話 「ファイナルプロミネンス☆プリンセスはあきらめない」

★★★★

 大団円な最終回でした。
 次回予告で予想はついていたけど、プーモを犠牲にするのはやっぱり卑怯だよな〜。復活して三人で大泣きするシーンは、こっちまでもらい泣きしそうになってしまった。このアニメのMVPは間違いなくプーモだ。
 最後は大人も子供もみんな輪になって踊ってめでたしめでたし。ダンスというのがこのアニメらしいんだけど、誰一人としてブライトを責めないのか…。大人たちも色々と国際問題を抱えていたのに、という疑問も残る。まぁいっか! 大臣も無事だったし!
 とりあえずシェイド×ファイン、ブライト×レインに落ち着いた様子。でもブライトがファインからレインに乗り換えた理由が描かれていないので、このへんは第二期に持ち越しか。新シリーズはプリンセススクール編ということで、学園物には恋愛が付き物だしね。制服姿可愛いなぁ。
 ということで…
 個人的には前半の諸国巡り→プリンセスパーティーという流れと、プロミネンスの連想ゲームが好きだった。エクリプスの正体がわかってから恋愛描写がぱたりとなくなってしまったのが残念だった。アルテッサふたご姫の確執がうやむやになってしまったのがもったいない。というか、ブラッククリスタル編からレギュラー入りして彼女の魅力が半減した気もする。
 …などと不満も残りますが、そこはキャラとハートがおおまかカバー。「ゆるゆる〜っと見て見て〜」と予防線を張りつつ、子供向けアニメとしては良作だったと思います。第二期はストーリーの軸が途中でずれないように、そこだけ気をつけていただきたい。期待してます。