「化猫 大詰め」 ★★★★★ 前言撤回。全三話で正解。 作画・演出共に素晴らしく、非常に濃縮された最終回でありました。三作に共通することがあったとすれば、それは「一番恐ろしいのは人間」ということだったんだろうなぁ。明らかになった「真」と「理」、実に…

「化猫 二の幕」 ★★★★ これはもうDVD予約するしか。 化猫本体の姿は見せず、振り子や札などの小物で迫ってくる様子を描写していて、得体の知れない不気味さが増している。化猫視点のカメラワークもいいなぁ。登場人物のリアクション（特に水江の狂ったような…

「化猫 序の幕」 ★★★★☆ Sugeeeeee！！！ ここにきてこんな隠し球を持っていようとは…これはかなりツボだった！ 映像美と静と動のばっちり決まった演出。和紙を切り張りしたような極彩色の世界の中に、昔話に出てくるような古めかしいキャラデザもあれば、加…

「天守物語 大詰め」 ★★☆ なんかもうJホラーでも悲恋物でもなくなっているような。 最終的には妖怪大戦争な様相でした。人であることを捨てた図書之介。忘れ神であることを捨てた豊姫。二人が母親と同じく鷹になった…というラストはいいと思うんだけど、もう…

「天守物語 三の幕」 ★★☆ 本当に怖いのは妖怪ではなく人間。 みたいな。図書之介は鷹を連れ帰らなかったのに、何のお咎めもなかった様子。切腹じゃなかったのか。というかだからなんであっさり天守閣まで登れちゃうんだよ！

「天守物語 二の幕」 ★★☆ 百合の花咲き乱れちゃった。 禁断の恋に目覚めちゃった。さっそく二人でベッドイン。これ何時代だっけ？ 物の怪コンビが楽しい。図書之介を逃がしてくれたり、いい奴らじゃないか。見た目的にも雪の女王の赤トロル青トロルっぽいな…

「天守物語 序の幕」 ★★★ 今回はホラーと言うより悲恋物？ キャラデザは変わっても、このペカペカした色調は変わらないのね。今回は怖さを求める話じゃないからいいけど…でも幻想的な感じでもないなぁ。テンポは良い。というか展開が速い。そして声優陣のや…

「四谷怪談 大詰め」 ★★★ このアニメの制作に関わった人たちにも、不可解な事故が起こったのかな？ 本編よりも、ラストの四谷怪談の成り立ちや裏話解説の方が面白かった。でも祟り祟りと言われると、どうしてもひぐらしを連想してしまう。個々に起きた出来事…

「四谷怪談 三幕目」 ★★★ いきなり実写でどうしちゃったのかと思った。 映像的な恐怖は薄いものの、無関係だと思っていた人たちが実は深い繋がりがって…というのは非常に古典っぽいなぁと思いました。嫌な奴が怯える様は痛快だし。戸板ぐるぐるはさすがにち…

「四谷怪談 二巻目」 ★★★ 第１話を逃したので今回が初見。 ジャパニーズホラーというわりにはペカペカした色彩だな〜、というのが第一印象。もうちょっとトーンを落とした方が雰囲気が出る気がする。ジャンル的に『巷説百物語』を連想しました。あと『怪談百…