沙都子と悟史について
◇2年目の事件
沙都子の母親と義父が、旅行先で展望台から落下する。これが事故でないとすれば、犯人は旅行先までついて行ったという事になる。しかしそれは少し考えにくい。
現場には沙都子も居合わせている。もしかしたら、これは沙都子による犯行ではないだろうか。トラップを仕掛けるのが得意な沙都子になら、柵に細工を施し、事故に見せかけて落下させる事も可能と思われる。
もしかしたら、沙都子は義父を殺害するために細工したのだが、誤って母親も一緒に落下してしまったのではないだろうか。(この場合、母親の死体が見つかっていないのは偶然) そしてその事をずっとさいなんでいたとか・・・。
◇4年目の事件
4年前の綿流しの数日後(沙都子の誕生日)、悟史は貯金を下ろして失踪する。
この年に起きたの主婦撲殺事件は、悟史によるものなのか? 殺された主婦は、悟史や沙都子を虐めていた叔母であるため、殺害する動機はある。そうだとすると、警察の手を逃れるための失踪という事になる。そして捕まった異常者は、悟史の犯行を隠蔽するために犯人に仕立て上げられた、のか?
◇死亡者と行方不明者
実際に死亡が確認されているのは、義父と叔母、そして圭一が殺害した鉄平。行方不明になっているのは、母親と悟史。
こうして見ると、沙都子の嫌いな人物だけが殺害されている事が分かる。雛見沢大災害では、沙都子は行方不明という事になっている。もしかしたら母親と悟史は生きており、災害の隙に村を抜け出して、その後家族3人で暮らしたのではないだろうか。
そう考えると、ガスを発生させたのは沙都子(悟史)という事になるが・・・うーむ。