拝み屋横丁顛末記
拝み屋横丁顛末記 (3) (ZERO-SUM COMICS)
- 作者: 宮本福助
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2004/10/25
- メディア: コミック
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第一弾は「拝み屋横丁顛末記」・・・なのに画像がなくてしょんもり。ゼロサムで連載中で、現在単行本が3巻まで出ています。
神主・神父・陰陽師など、あらゆるジャンルの「拝み屋」と呼ばれる霊能力者たちが集う横丁、通称・拝み屋横丁。そこで起こる騒動を描いた1話完結のコメディーです。
登場人物は、横丁を取り仕切る大家さん・霊感ゼロのその甥っ子・ネタ探しに奔走する小説家・元拝み屋のご隠居三爺などなど、とにかく個性的なキャラクターばかり。もちろん舞台が舞台だけに、人ならぬキャラもたくさん登場します。私はてっきり大家さんが主人公なのかと思っていたら、どうやら甥の正太郎くんの方が一応主人公なんですね(^^;
あとこの漫画、平均年齢が異様に高いです。元気なじいさんがいっぱい(笑) この人たちがまた面白くって憎めないのよ・・・。
画像がないのであれなんですが、丁寧で温かみのある絵が好感触。物語共々、どこか昭和香るノスタルジックな感じです。*1
まぁ一言で言うとアレです、面白い。
むしろ他にどう表現しろと? って感じです。読み終わったあと、なんだか幸せな気持ちになれるような面白さ。もちろん爆笑シーンてんこ盛りなのですが、時々不意打ちで泣ける話を持ってきたりするところがまたよいのです。
人情味溢れる笑いが欲しい方はぜひ。