巌窟王 #20
第二十幕 「さよなら、ユージェニー」
★★★★★ またもや涙腺が!
お前ら! 巌窟王が漫画化するって本当だったんですね。
おめー情報おせーよ、そんなんでホントに巌窟ファンかよ? って声が聞こえてきそうです(汗) 前々から噂だけは耳にしてたんですが、今日オフィシャルブログを見て、それがデマじゃなかったって事をようやく知りました。アフタヌーンか・・・最近付録のせいで立ち読みできないんだよなぁ。買えって事ですか伯爵!
そんな訳で、タイトルに大いに騙された第二十幕の感想です。
【ルノー邸にて】
やっぱり彼もお金持ちの坊ちゃんなんですねぇ。貴族の友人は貴族ってか。2人してお揃ガウン着用。
【カヴァ入浴】
薔薇風呂で下から煽っといて、一体誰の入浴シーンかと思いきや・・・アンドレアかよ!(一瞬ユージェニーだと思った思ったアホがここに)
「僕の愛してやまない父と母・・・そして、妹へのプレゼントだ」
ユージェニーとアンドレアが異父兄弟って本当ですか? もしかして、ヴィルフォールとビクトリアの・・・? なんにせよ、妹=ユージェニーだと思われるので、それってアレだ、近親そ(ry とんでもないな。
【花嫁強奪】
アルベール女装キター!!
・・・とか、軽々しく口にしちゃいけないような雰囲気があるのがこの作品のすごいところ。でもアンドレアのすってんころりんで、今回のストーリーの方向性が明らかになりました(笑) 本性丸出しで、「うるせぇ! 守銭奴!」とか叫んじゃう偽貴族。やっぱり彼は巌窟王のお笑い担当のようです。
アルベールは花嫁をお姫様抱っこでジャーンプ。さらに壁まで壊してあったとは。うむ、なかなか男らしくなってきましたな。メイドコスだけど(笑)
しかし今回はペッポが可愛かった・・・。もういい、女装美少年でもなんでも。でももう出番がなさそうで悲しい(泣) アルベール、結構ペッポともお似合いだったと思うんだけどな。
【さよなら、ユージェニー】
てっきり悲惨な「さよなら」かと思いきや、いい意味での「さよなら」だったんですね! かなりほっとしましたよ。ユージェニーの元に届いていた手紙も明らかになったし。音楽院からのお誘いでしたかー。
【フランツの手紙】
「愛する気持ちも、憎む気持ちも、最初は人を想う気持ちから生まれたんだ」
そしてもう1通、フランツからの手紙の内容も明らかになった訳ですが・・・これはウルウルきましたよぅ。誰も憎むな、子供の頃を思い出して欲しい、真っ直ぐに人を愛してくれ・・・もう本当、反則技ですフランツさん。何度泣かせれば済むんですか・・・! 彼の死は、炎の蜃気楼で小太郎が死んだ時以来の衝撃だ!(どんな例え方だそれ*1)
「お前に出会えて、本当に幸せだった。フランツ・デピネー、永遠にアルベールの心と共に」
結局、アルベールに想いを伝える事もないまま・・・。
【その他もろもろ】
今回はラストに向けて張り詰めた緊張感の中、息抜きの回という感じでしたね。こんな爽やかな終わり方したの初めてじゃないか?!
アンドレアが捕まったのは、伯爵的には予定外なんでしょうか。警察へのタレ込みはペッポの仕業? しかしホント、アルベールはよい友人を持ったものです。リュシアンカッコよかった! あと、ビクトリアが妙に美人に見えた(笑)
次回はアルベールと伯爵の対決の前に、大人3人への復讐の片がつくのかな? アンドレアの正体も明らかになるようですし。最後は伯爵にも救いのあるラストになって欲しいものです。