機動戦士ガンダムSEED DESTINY #25

PHASE−25 「罪の在処」

★★☆☆☆

 24話の感想を飛ばして25話です。なぜかって? 録画失敗したんだよどちくしょう。こちとら毎週PM6:00に予約セットしてあるんだよ。何勝手に放送時間ずらしてんだ!
 ……そんな感じで見事に見たくもないニュースが録画されていた訳で。いいさ、24話の内容は大体聞いたから。それに重要なシーンはアバンの回想で出てきたしな!(ある人が、「種デスの1/4は回想でできています」と言っていてかなり笑った。その通りだ……)
 んじゃ感想。(先にあやまっておきます。文句ばかりですみません)
 前回のラストから引き続き、討論をするアスラン・キラ・カガリミリアリア
 これちょっと微妙ですよね。アスラン寄りの人なら、アスランよく言った! 今やキラに物言いできるのはアスランしかいない! って思うんだろうけど、キラ寄りの人なら、ハァ? アスラン何言ってんの? 「そんな事くらい、分からないお前じゃないだろう」って、そりゃあんただろ。って事になるんでしょう。しかしまぁ客観的に言わせてもらえば、どっちも支離滅裂で矛盾している訳ですが。
 アスランに関しては、議長信者も大概にしろという感じで。ラクス襲撃を、「議長のご存じないごく一部の人間が勝手にやった」として、一体それでどんな得があるのだろうか。そんなの偽ラクスを使っている議長にしか利益はないと思う。第一、ユニウスセブンを落とす事とラクス個人を襲撃する事では、比べ物にならないほどその意義が違う。
「オーブが今まで通りの国であってくれさえすれば、行く道は同じはずだ……」
「俺は復隊したんだ! 今更戻れない」
 オーブを今まで通りの国に戻そうとか、自分たちの望む国にしようとか、そういう気はまったくないって事なのか。カガリに力がなくなったら、それを支える事ができなくなったら、自分は地位を約束されたザフトに戻るって事なのか。
 「終わるまで、仕方ない」って、つまりは連合を叩きのめすまで戦いは終わらないって意味でしょう? シンになんだかんだ言っておきながら、結局アスランもそういう方法でしか戦いを終わらせられないと考えているんじゃないか。しまいにゃ「戦うしかないじゃないか!」 と逆切れモード。(もうお決まりだね、この台詞も)
 しかしキラもキラ。
「それでも僕たちは、オーブを撃たせたくないんだ」
「撃ちたくない……撃たせないで」
 何このやらされてるんです的言い方は。そりゃ自分が望んだ戦いではないにしろ、最終的に手を下したのはあなた! それなのにアスランに「綺麗事を言うな!」と突っ込まれても、「うん、知ってる」とあっさり返答。そりゃないだろう。
 それにカガリ。ユウナと結婚しても、心のより所はアスランだけ! なんてのは、確かに虫が良すぎる話。でもアスランも納得はできないにせよ、いつかはこうなる事が分かっていたはずだろうに。それともアレックス・ディノのままで、本当にカガリと結ばれる事ができると思っていたのだろうか。
 ……さて愚痴もいい加減にしよう。まだ本編始まったばかりだよ。
 次、レイのフラッシュバック。記憶の中にいるのは、赤服のクルーゼと議長。どうやらレイはクルーゼから議長に引き渡された様子。……という事は、やはりレイはクルーゼのクローンなのか? 声同じだしなぁ。つか、そんな事に関わっている議長がそこはかとなく黒い。
 CMが開けて、施設の調査をするミネルバクルー。「という事は、どういう事でしょうかねぇ」 ってアーサー、もうちょっと考えようぜ……。でも君はもうすでに、そういう役割が板についちゃってるから構わないよ(笑)
 そして今度はシン・アスラン・タリア・アーサーで施設に侵入。アーサーのコツンころころ「うっへぇ〜!!」に爆笑。多分彼はリアクション係りとして連れて来られたんだと思う。
 その後、脳が陳列された部屋で子供の情報を見つける。(しかし死体だの脳みそだの就寝中のゲロユウナだの、夕飯時に随分グロッキーな映像を見せるアニメだなぁ*1) 「廃棄処分」……その中にはクロトの情報も。ここでアスラン回想。……ん? アスラン、クロトと面識あったっけ? 機体の画像を見て思い出したのか?
 一方ファントムペイン御一行は、機体の修理で大忙しです。
 ロドニアのラボの事を知り、錯乱するアウル。3人ともラボの出身なのだが、ステラだけは記憶がない様子。そしてここでアウルのブロックワード「母さん」を自ら発動。
「かっ、母さんが…… しんqwセrftyぁ!!
 うわ何事?! なんて言った?! ……ああなんだ、「死んじゃうじゃないか」か。錯乱のあまり、異世界語を発したのかと思っちゃったよ。びっくりした……。しかし今度はステラが反応。なぜか消されたはずのシンの記憶を思い出し(都合いいなぁオイ)、ガイアに乗ってラボへ向かいます。
 ミネルバサイド、ブルーコスモスの所業に憤慨するシン。そこにガイアが現れ、シンとアスランが迎え撃つ。てか、パイスー着てないのでステラのむ、胸が……キニナルヨ。むぎゅーて。(馬鹿か)
 ガイアを倒すも、乗っていたのはなんと海岸で出会ったあの女の子。シンとステラ、DESTINYな再会! ここからシン、どんどん主人公らしく(?)成長(?)するか?! ……もはやキラは神の域だし、アスランは議長に洗脳されちゃったし、もう君だけが頼みの綱なんだ、シン!!
 そして次回。変装虎さんを護衛に、ラクスがミーアの振りをしてザフトに潜入?
 『約束』って、シンが言った「ステラを守る」事かと思いきや、守り抜くのはフリーダムとな。ああシン、せっかくいい感じのシチュエーションになったのに……。

*1:一部偏見が混じっております。