バジリスク 〜甲賀忍法帖〜 #24(終)
第二十四話 「来世邂逅」
★★★★☆
いやぁ…号泣ですよ。
サブタイからこうなる事は分かってはいたのですが…せ、切ない。静かで、けれど壮絶な最期でした。うぅ、バッドエンド( つД`) 互いに刺し合うのではなく、自ら命を絶つところなんてもうもう!
朧の妄想とも言えるイメージがまた切ない。弦之介との祝言なんて絶対に有り得ないのに…。(ここらへん朧のフィルターがかかっているのか、弦之介がやたらとカッコよかった/笑) 伊賀組の仲良さげな回想シーンも、今観ると泣けてきます。ラストのヒメムラサキもレクイエムのようでした。
後日談といい、響八郎はオイシイとこ取りでしたね。あんな情け心は忍者としてどうかという話でしょうが、私は好きだなぁ。杉田ボイスだし。(そこか)
あああ…朧の妄想でもパラレルワールドでもいいので、また16話のような 萌え萌え 平和な日々を観たい…。夜叉丸カムバック! エンドカードの弦之介×朧が唯一の救いでした。こうやって幸せな眠りにつける最期だったらどんなによかった事か。
全編通して作画は神クラスだったし、OPにすべて修正が入ったところなんて感動を覚えました。物語は途中若干の中だるみはあったものの、忍法バトルはすごかったし、人間ドラマも素晴らしかった。女って恐い!
キャラも個性ありまくりで、今となってはなめくじや地虫殿すら愛おしい。もちろん不死身のエロ魔神も…。蛍火のツンデレっぷりも可愛かった。原作は何十年も前の作品なのに、こんなに萌えキャラがいるっていうのもすごいな。
エロありグロありで、ドラマもアクションも迫力物でした。毎回続きがすっごく気になっちゃってたし。これはもう文句なしで名作でしょう!