ハチミツとクローバー #24(終)

Chapter.24 『……ついた……』

★★★★

 おおおお、やっぱEDはワルツだよ!
 結局、誰1人として恋愛に決着はついていないんだけど、風呂敷も広げっぱなしなんだけど、最後にこの曲がかかっただけで大満足。非常に爽やかな気分になれました。
 竹本の自分探し終了。青春という身1つで帰ってきました。一回り大きくなった感がひしひしと伝わってきて微笑ましかったです。なんか、お母さん嬉しいよ、っていう心境。野生的でいいじゃない。日焼けくっきりいいじゃない。
 つまりその…片想いに甘えていても、潔く諦めきれなくても、答えを出せなくても、もちろんズバッと告白しちゃっても、そのもどかしさと中途半端さが青春なのですよと。オール肯定と受け取っていいのかな? 原作未完としては、それなりに綺麗にまとまっていたと思います。



 ハチクロでフジのアニメをちょっと見直しました。作画は毎回神レベルだったし、挿入歌も全然違和感なかった。ドラマに近い演出も面白かったです。
 ストーリーよりもキャラクターがよかったね! 真山といい野宮さんといい、眼鏡スキーには堪らんものがありました。特に野宮さんアンタ反則だよハァハァ。はぐちゃんも可愛かったし、竹本くんも主人公してたし。
 しかしこのアニメのMVPは間違いなく森田さんでしょう。うえだゆうじGJ! ギャグもシリアスも歌もいけちゃうなんて素敵すぎ。彼の行動には爆笑の連続でした。今回も、どさくさに紛れてなんか滅茶苦茶複雑な型抜きやってましたし(笑)
 ノイタミナ第一弾としては成功だったんじゃないかと思います。