交響詩篇エウレカセブン ＃28

第28話　「メメントモリ」

★★★★

　ホランド株が急上昇。カッコいい大人になっているじゃないですか！
　実際にレイの姿は見せず、その周りの様子だけを映していくのがなんとも。楽しげにも聴こえる鼻歌、散乱した部屋、３人分の食器が並べられたテーブル…痛々しい。全周波数帯で流したチャールズのフェイバリットミュージックでさえ、実は作戦の内だったとは。その冷静さが逆に狂気じみて恐ろしく感じました。
　白鳥号の特攻に、身を挺して月光号を庇うホランド。この戦闘シーンは素晴らしかった。そして指輪をはめた左腕を求めるレイ…。ビームス夫妻の最期には胸を締めつけられました。
　ただ、エウレカがホランドやレイの事をあまり心配していないように見えるのが気になったり。可愛らしい反応を見せてくれるのは嬉しいんだけど、どうも芽生えた恋愛感情に夢中で周りが見えていないような気がして。