GUN×SWORD (ガン×ソード) #26(終)

第26話 「タキシードは明日に舞う」

★★★★★

 よかったー!
 今のところ観てきた最終回がどれもアレだったせいか、このアニメのすっきりさっぱりな終わり方は素晴らしかったです。ミハエルとファサリナの死、立ち去るヴァン、再会する2人、どれも計算されたあっさり感で、まさに痛快娯楽作品だったなぁと。
 復讐者としての生き様はレイの回で十分描かれた感があるので、ヴァンはどんな決着をつけるのかと思っていたら…バカだった! この底抜けに単純明快なところが観ていて気持ちいいくらいです。
 そしてカギ爪の男は最後の最期まで嫌悪感溢れるある意味素晴らしいキャラでした。ウェンディの言う通り、「夢という言葉でごまかして現実を見ていない」人だったのでしょう。彼の過去に何があったのかは分からずじまいでしたが、その不明なところがまた気持ち悪さに拍車を掛ける。
 ラストはキャラ全員に見せ場があってよかったです。カルメンさんが「海」と言った時点でカイジキタ━━━(゚∀゚)━━━ッ!! とテンション上昇。サンキュー、カイジサイッコー。いいとこすべて持ってった。
 次回予告の謎も解け、サブタイを含めてヴァンとウェンディの再会が1話に戻った感じでまたよいです。ジョシュアとユキコさんはヴォルケインを見つけられたのかな。カルメンさんやプリシラのその後は想像がつくけど、エルドラのじいちゃんたちは今もご健在なのでしょうか。しかしカメオ成長しすぎ(笑)