落語天女おゆい #04

第四席 「落語天女おゆい登場!」

★★☆

 牡丹燈篭の怪談話かー。そこも解説入れた方がよいのでは。
 唯がいい子だっていうのは観ていてよくわかるんだけど、妙絡みの描写が弱くてなんだかなぁ。唯を嫌っていた理由が「ガサツだから」というのも微妙だし(きっと根暗な自分に対するコンプレックスなんだろうけど)、それを慰める晶さんの「泣きたいだけ泣けばいい」という発言も…うーん、という感じ。鈴ちゃんの悩みも「子供だからそれでいい」の一言で解決、というのもちとぞんざいに感じられた。
 でも一番は言霊だよなぁ。どんぶりやそばが具現化するって、それ落語関係なくね? じゃあどうしておめでたい言葉「やぶらこうじのぶらこうじ」で攻撃できるの? 僧侶の読経や巫女さん(神主でなくあえて巫女さん)の祝詞の方が、よっぽど効果がありそうな気もするが。
 こんなことなら普通に落語家を目指す修行アニメにすればよかったのに…とならないことを願います。