陰からマモル! #11・12(終)

第11話 「ばいばい、ゆうな」

★★★★

 最終回は前後編。
 最後までユル〜く終わるのかなーと思ったら、まさかのシリアス展開。ゆうながラブレターを差し出すシーンには、不覚にも涙腺を刺激されてしまった。すごく勇気を振り絞っているのが伝わってきていい。マモルもはっきりとした答えを出せない自分が「最低な男だ」と自覚しているからいい。許す。
 そしてゆうなが事故。任務不適任ということで、陰守の里からタスケが送り込まれ、マモルは里に戻ることに。タスケは宮田さんか…確かに声質が似てるな。

最終話 「陰からマモル!

★★★★

 陰守の者がお隣さんとくっつくのは掟的にはありなんだろうか?
 紺若家の血筋を絶たせるわけにはいかないだろうから、その場合はマモルが婿養子になるんだろうな。ゆうな一人娘だし。
 いや〜、よい最終回でした。ゆうながタスケ扮するマモルが偽者だと気づくシーン、ベタながらもぐっときた。人質を取られているとはいえ十数人相手にどうすることもできない影守の里の人たちショボすぎ、マモルをあっさり逃がすなんて陽守の人たちもダメすぎ…と穴はありつつも、もともとがユルイアニメだからたいして気になりませんでした。戦闘シーンの作画がよかったからいい! マモルもカッコよかった。
 ラストはバナナで滑って記憶喪失オチ。そんなアホなところもこのアニメらしい。ゆうなの記憶はなくなっても、マモルの気持ちには変化があるからよいのです。
 最後の最後までストレスなく観られる休息アニメでした。一応ハーレム物?だけど、軟派じゃないマモルは好感度高かったし、ヒロインもみんな可愛かった。キャラも含め、「憎めない」アニメだったなぁと思います。私は大好きだった!