ひぐらしのなく頃に #09

祟殺し編 其の壱 「兄」

★★★

 馬鹿な、監督が普通にいい人だと…ッ!?
 違うよ違うよ、私の知ってるイリーはこんなまともな人じゃないよぅ。口を開けばメイド・ネコミミ・ご奉仕・メイド・お肌すべすべ・メイド・メイド・メイド…。そこにメイド萌えあらば、エンジェルモートのガラス窓を突き破って登場してくるような、そんな 変態 熱い漢なんだよぅ! そして圭一の口を無理やり塞いじゃうんだよぅ!*1
 流れは原作どおりだったけど、各エピソードが大幅に削られているのが仕方ないとはいえ残念だ。沙都子はいまだ特技であるトラップを一度も仕掛けてこないし*2、圭一の「口先の魔術師」も発揮されなかった。弁当勝負もなかったしなぁ。祟殺し編は前半で沙都子に萌えさせて、後半一気に突き落とすギャップがすさまじい話なので、今まで出番がなかった分、もうちょっと沙都子の魅力を前面に押し出して欲しかった。十分可愛かったけどさ…。
 ままま、これで物足りない人はゲームやれって話だよな。わかってるんだけど…むーん。そういやコンシューマ化はどこまで進んでるの? それとは別だけど、昨日読んだ『ひぐらしがなくですの』は秀逸だった。
 …前置きが長くて嫌ですね。
 鬼隠し→綿流し→祟殺しと、ちょっとずつ情報量が増えていくのがやっぱり楽しい。悟史がいなくなった経緯や、魅音たちがそれを圭一に黙っていた理由も明らかに。早速レナと詩音が恐怖の片鱗を見せていますが…違います。今回もっともキレてしまうのは圭一です。そしてあの憎々しい鉄っちゃんがやって来ます。助けてにーにー…。

*1:間違ってないけど語弊あり。

*2:部活とゲーム大会でやったけど、具体的な映像はなかった。せめて教室の扉を開けたら黒板消しが降ってきたくらいやってくれ…。