ゼーガペイン #10

entanglement 10 「また、夏が来る」

★★★★

 千葉モノレはいつ見ても落っこちそうで怖い。下通れない。
 戦死したセレブラントたちは、死亡・転校・入院と、サーバー内では都合のいい解釈がされるらしい。それにしたって、同じ学校にいるのに一度も会えない彼女を不審に思わないものか。でも彼女が死んでいると知らずに待ち続けるハヤセが切ない。そんなハヤセに玉砕覚悟で告白するミズキも切ない。無声映像で見せるってのがまた。
 リョーコは戦死したセレブラント・河能亨が撮影した作品を観て、虚構世界の違和感に気づきつつある。セレブラントとして目覚めてしまうのだろうか…それは危険なフラグとしか思えない。リョーコの書き直したシナリオは、このアニメのラストを暗示しているようで、ますますもってハッピーエンドが想像できなくなってきた。
 EDは今回限りの特別ver.? こういう演出すごく好きだ。浴衣の柄にそれぞれの個性が出ていて面白い。会長のコウモリ柄はどこで買ったんだ(笑)