ガラスの仮面 #51(終)

最終話 「紅天女

★★★★

 最後まで原作に忠実な作りでよかったと思います。
 月影先生紅天女も見られたし、マヤと真澄さまの関係にも決着がついたし。原作が未完なので中途半端感はいなめないのですが、それでも全体を通してみれば満足のいく出来でした。というか、あれ意外に終わらせ方がないからなぁ…。
 とりあえず紫織さん邪魔! そしてエンドカードは青空に描かれた月影先生。やっぱり主役はこの人だったー!
 あの膨大な原作をダイジェストながらよく一年でまとめたなぁと感心です。ちゃんと見せるべきポイントは押さえていたし、何よりマヤ@小林沙苗、亜弓さん@矢島晶子月影先生藤田淑子の演技が素晴らしかった。小林さんは「ウォオワァアア」って叫んだり狼の遠吠えをしたり大変だったろうなぁ。一年間お疲れさまでしたと言いたい。森川さんの真澄さまは原作よりも切なさ三割増しで、きゅんきゅん☆ でした。
 さて、原作が再開され、アニメの続編が作られることはあるのでしょうか…。マヤと亜弓さんの演じる紅天女、声付き映像で観てみたいものです。