舞-乙HiME #25・26(終)

第25話 「蒼天の乙女」

★★★☆

 トモエが走ってるなぁ。
 アリカ、トモエは容赦なく倒すのか。友達じゃないのか。…と思ったら生きてたトモエ。ギャグテイストな1コマが笑える。
 ピンチになったところを颯爽と味方が! ってのはもうお決まりだな。キャラが多いから何回でもできる。舞衣の火の輪くぐり、ナツキのロードシルバーカートリッジ、めっちゃ強いミス・マリア、めっちゃ強いマキマキ(+なんか禍々しいローブ)などなど、戦闘シーンは畳み掛けるように燃える展開。
 一方、泣かせどころのワルキューレシステム崩壊シーンは…ちょっと唐突にも思えた。アリカに感情移入できないせいだろうか。ここに至るまでのアリカの心情描写をもうちょっと丁寧にやって欲しかったかも。

第26話 「Dream☆Wing〜夢の在処〜」

★★★☆

 出たよカガリは今泣いてるんだ理論。
 …最終回の(おそらく)泣きどころだから何も言いますまい。ただ宇宙でのバトルは、生身で大気圏突入をやりたかったからだろうなぁとか邪推してしまう。
 やはりアカネはまだオトメの卒業式を迎えていなかった様子。ローブがネコミミだよ。って、ニナもか…。トモエの言ってた「抜け道」ってなんだったんだろう。まぁ全部ミス・マリアの若返りでふっとんじゃったけどネ!
 戦闘シーンはさらに気合が入っているんだけど、なぜかイマイチ盛り上がりきれない。うーん、ワルキューレシステムが破壊されて乙式から解除されたというのがなぁ。マスターと命を共有するというオトメの設定が生きてこない。「自由にやれ!」と言われてしまうと、じゃあマスターの存在ってなんだったの? という気もしてくる。
 とはいえよいラストだったと思います。安易にエルスを生き返らせないところがよかった。ニナとセルゲイも…うん。
 最後までアリカには感情移入できなかったなぁ。真っ直ぐすぎるのがいけなかったんだろうか。ニナやマシロの方に気持ちが寄ってしまいました。結局、マシロの出生の秘密は特になかったということでおk?
 スターシステムはよかったり悪かったり。五柱のキャラは残念だったなぁ。もっと活躍するところを見たかった。最終回、ベガことサラ一言も喋らなかったんじゃね? あとずっと気になっていたのは、ローブはありなのかなしなのか。私は最後までどのキャラのローブ姿にも萌えることができませんでした。