ひぐらしのなく頃に #06

綿流し編 其の弐 「タカノ」

★★★★

 時報も鳴って恐怖パート突入。
 「詩音と一緒にいた?」「富竹さんと鷹野さんに会った?」と同じ質問をしてくる人たちが精神的にプレッシャーを与えてくる。祭具殿に入った時のカメラワークも妙に不安感を煽るんだよなー。拷問器具も映像で見ると生々しい。欲を言うなら原作のBGMが使われていないのがちと残念。やはり音は重要だよな。
 ミステリで双子といったら、まず疑うべきは入れ替わり。(厳密にいうとこの作品はミステリではないのだけど) 目明し編を踏まえて改めて見てみると、魅音と詩音の言動に隠されているものが色々とわかってくる。この二人に限らず、みんな圭一にきちんと物事を伝えないからバッドエンドへ走るんだよな。基本的にすべてすれ違いが原因なんだから。
 で、サブタイにもなっている鷹野さん。楽しそうに残酷な話をする様子が非常に不気味です。ミスリードかと思えるほど怪しすぎます。前回は行方不明になっていたのですが、今回は焼死死体で発見。死体は歯形で照合されたのですが、彼女は看護婦であり、カルテの改ざんくらい…このあたりは綿流し編の段階で推理できますな。
 ラストの圭一はかなりカッコ悪い。気持ちはわかるがおにゃのこに八つ当たりするなよと。不安なのはどっちも一緒なんだから…。しかし彼のKOOLっぷりはこんなもんじゃないです。祟殺し編が一番キレてたなぁ。
 次回はいよいよ“目”ですか? 怖さでいったら綿流し編が一番怖いんだよな、個人的に。あの“目”とあの笑いに心臓止まりかけましたもん。アニメではどう表現してくれるのか楽しみです。
 今気づいたんだけど、次回予告してるのはフレデリカか!(遅いよ)