涼宮ハルヒの憂鬱 #13

第13話 「涼宮ハルヒの憂鬱Ⅴ」

★★★

 まさにハルヒが憂鬱の回。
 朝倉のマンション訪問〜ハルヒ独白〜古泉の超能力明かしまで。ハルヒも古泉も喋ってばかりだったので、これまでの中では随分大人しい話だった。閉鎖空間での神人との戦いがあったけど、長門vs朝倉と比べるとだいぶあっさり目。
 「自分は特別な人間だと思っていたのに、そうでないことに気づいてしまった」というのは、思春期には誰しもあることだろうな。そんな経験があるあたり、やっぱりハルヒも普通の少女なんだけど、それを認めず「それなら自分から特別を探しにいけばいい」と思い、さらに実行してしまうところが普通ではないというか。古泉が言う「キョンが原因」とは、この段階ではおかしな部活を作るよう焚きつけたことだけだと思うんだけど、『笹の葉ラプソディ』を読むとジョン・スミスことキョンがホントに元凶になってるんだから、非常識に振り回されて「やれやれ」言ってるキョンも自業自得だよな。
 タクシーの運転手が新川さんらしき人物だった。このへんは先に『孤島症候群』を観ているからわかるところ。横断歩道で目をつぶって古泉に手を取られた時のキョンの反応が…萌え…(*´∀`*)
 次回予告ではあらゆるネタをぶち込みつつ(ドリフネタが女子高生と被ってて笑った)、なにかと話題の多かったこのアニメも次で最終回かー。最後にでかいのかましちゃう? のか?