牙-KIBA- #13・14

第13話 「疾走する力」

★★★

 デュマス先生追悼。
 新たなスピリットを手に入れたゼッドは(初めて?)主人公らしく大活躍で、デュマスもグラウジオも撃破。でもあの時ゼッドが追いかけていれば、レベッカとロイアが連れ戻され、エルダが死ぬこともなかったのに…。
 ここまで生かしておいたレベッカパパも、用済みとなれば即行始末するヒューの冷徹ぶり。淡い恋心まで打ち砕かれ、壊れたレベッカ王女は吹き荒ぶ砂漠を一人さまようのでありました。悲惨すぎる( つД`)
 ゼッドとノアがニアミス。やっぱりジーモットに飛ばされていたノアだったんだけど、再会の日はまだ遠そうです。それにしてもデュマス先生は近年まれに見る堕ちっぷりで、ここまで大変楽しませていただきました。もうあの嫌らしい笑みが観られないかと思うと寂しいものです。

第14話 「力の誘惑」

★★★

 ミッキーが! ノアが!
 テンプラーに戻ったゼッドたち。ミッキーにデュマス先生の死を伝えるも、あの堕ちっぷりは話さずにおくロイアの心遣いが泣かせる。そうだよなぁ、尊敬していた師匠が日曜朝から少女を追っかけ回す放送ギリギリのことをやらかしてくれました、なんて言えないよなぁ。
 珍しくゼッドが意欲的にパンの販売をしていて微笑ましいなー…と思っていたら、ロベスから渡されたデュマスの形見によりミッキー暴走。なんでそう地味に事態を悪化させるんだロベス。ノアのすぐそばにいたのにゼッドを連れ戻してしまったのもお前だし。ノアもノアでなにやら大変なことになっている。
 我らがデュマス先生が退場したら、今度はミッキーが黒化。飽きさせないなぁ。そんな中まったく空気を読めていない新EDですが、髪を下ろしたロイアが新鮮だったのでよし。あれを見る限り、黒化したミッキーも結局はパン屋さんに納まるようです。